手術用顕微鏡システムである外視鏡(ORBEYE)を導入しました
新たな手術用顕微鏡システムである外視鏡(ORBEYE)を導入しました。
脳神経外科手術は、ミリ単位での正確な操作が必要であり、病変を拡大する手段として顕微鏡を用いています。従来の顕微鏡は接眼レンズを直接覗いて術野を見るタイプであり、操作性やモニターの見え方に制限がありました。近年、新たに開発された外視鏡は、接眼レンズはなく、立体視できる高精細大型モニター(4K3D55インチモニター)を見ながら手術を行う形式となりました。これにより従来の顕微鏡では不可能であった角度からの観察や、複数人で術者と同じ3Dモニターを見ることができるなどの利点があり、今後の顕微鏡手術の中心となる医療機器です。この新しい手術用顕微鏡システムである外視鏡(ORBEYE)を用いることで、より安全確実な脳神経外科手術を追求していきます。
2022年7月28日 病院長