給食業務は外部に委託をしており、衛生管理をしっかり行い安全でおいしい食事の提供を目指しています。
当院の食事内容を大きく分類すると、「一般食」「特別治療食」「訓練食」「経管流動食」に分かれています。
一般食
各栄養素のバランスを考慮し、性・年齢・体格・活動量・症状などを配慮した食事となっています。
特別治療食
当院に多く見られる「高血圧・糖尿病・脂質異常症」に対応しているエネルギーコントロール食、たんばく質や脂質をコントロールする食事など病状に合わせた食事の提供を行っています。
訓練食
嚥下障害の患者さんに対応が可能な5種類の段階的嚥下食となっており、2009年10月より食事形態の見直しを行いました。量や形状が段階的に上がっています。
訓練食A/B
嚥下咀嚼能力などを観察し、評価するための食事です。栄養量の確保が難しいため、経管栄養剤や点滴との併用で進めます。Aは昼食のみの1回、 Bは朝昼夕の3回です。
訓練食C(ゼリー)
液体の摂取が困難であり、水分捕給が難しいため、ゲル化剤を使用してゼリー状にしている食事です。消化のよい食品を選び、栄養分と水分が同時に摂取できるような食事です。
訓練食D(ミキサー)
食事をミキサーにかけたものを、トロミ剤で粘調度を調節し、喉ごしを良くしている食事です。
訓練食E(キザミ)
食材を刻み粘調度を調節し、喉を通るときに食塊が変形しやすく、喉ごしの良い食事に工夫しています。
行事食 入院中にも季節を感じて少しでもお食事を楽しんでいただけるよう、カードを添えて行事食を提供しております。