第23回世界神経学会に参加しました
2017年9月16日〜21日、京都国際会館にて世界神経学会が開催されました。神経内科領域では最大規模の国際学会で、日本では1981年以来2回目の開催となりました。世界各国から多数の医療者・研究者が参加・発表され、活発な意見交換がなされました。17日には秋篠宮ご夫妻がセレモニーにご臨席なさいました。
当院からは今村部長と私がポスター発表をしてきました。国内で国際学会に参加する極めて貴重な機会で、他の国々の神経内科診療を知ると同時に日本から世界へ情報発信をするまたとないチャンスとなりました。
2020年には東京オリンピックもあります。医療をはじめ人や文化、価値観の国際的な交流がますます増して来ることになります。インターネットをはじめとした情報化社会の昨今、地球上を数多くのものが飛び交いますが、直接顔を合わせて話をしないとわからないことがたくさんあります。積極的に外国の方々と触れ合い、良いアイデアを考案することがとても大切だと思います。
国際交流の場でいつも痛感するのが言語の問題です。改めて外国語のスキルアップをせねばならないと強く感じました。
脳神経内科 中森 正博