International Stroke Conference 2019に参加しました
ホノルルで開催されたInternational Stroke Conference 2019に参加しました。
American Stroke Associationが開催する世界最大規模の脳卒中学会で、今後の脳卒中診療に大きく関わる研究成果が次々と発表されます。
今年は、日本からCSPS.comという大規模臨床研究で二次予防における抗血小板剤シロスタゾール併用の有用性・安全性が発表され、特筆すべき研究成果のひとつであったと思います。
私は、歯周病抗体価と脳出血の血腫増大と転帰に関する報告を致しました。口腔腸内環境と脳卒中の関連はホットトピックスのひとつでもあり、会場からも評価のコメントをいただきました。
国際学会で発表する機会に恵まれ、大変刺激になりました。診療現場や書物とはまた異なる、臨床・研究の潮流や熱気を感じました。
脳神経内科 中森正博