当院における臨床研究での患者様の診療に関する記録の利用について
患者さんへ
2018年11月15日
臨床研究での当院における脳血管撮影または脳血管内治療を受けた患者さんの放射線被ばく線量の記録の利用について
当院では、以下の臨床研究を実施しております。
この研究は、対象となる患者さんの血管撮影装置に関する情報、患者基本情報、診断名、疾患部位、実施手技に関する情報を、カルテなどの過去の診療記録から集めますが、特別な治療や検査を行うことはありませんので、患者さんに直接何らかの利益または不利益が生じることはありません。また、対象となった患者さんの住所・氏名などの個人が同定されるような情報は、当院以外の第三者に知られることはありません。
ご自身(もしくはご家族)の診療記録がこの研究で利用されることについて異議のある方、または研究内容について詳しく聞きたい方は、担当医もしくは当院の研究責任者にお申し出ください。
◇対象となる方
当院で脳血管撮影または脳血管内治療を受けた方
◇研究課題名
日本国内の脳血管内治療に関する診断参考レベル構築のための調査研究
◇主任研究者
筑波大学 脳神経外科 脳卒中予防・治療学講座 教授 松丸 祐司
◇目的
脳血管撮影や脳血管内治療を受ける患者さんの放射線被ばくの実態を調査することで、標準な被ばく線量の参考値(診断参考レベル)を策定することを目指す。
国内の多くの施設がこの調査を実施することで、極端に被ばくの多い施設や、逆に少なすぎる施設が識別できるようになり、患者さんの被ばく線量を最適な値に調整することができる。
◇利用するカルテ情報
血管撮影装置に関する情報、患者基本情報、診断名、疾患部位、実施手技
◇データ収集期間
H27年1月1日からH29年12月31日
◇個人情報の取り扱い
本研究に関わる記録・資料は10年間保存いたします。保存期間を過ぎた情報は、破棄され、2次利用は行いません。
◇当院における連絡先
御自身の情報が研究に使用されることについてご了承頂けない場合には研修対象といたしませんので、2019年3月31日までに下記の連絡先までお申出ください。
研究責任者:脳神経外科(脳神経外科部長)相原 寛
〒730-0053 広島県広島市中区東千田町1-1-23
TEL:082-249-6411、Fax:082-244-7190