脳神経外科病棟
脳神経外科急性期の患者さんを主に受け入れている病棟です。
脳卒中はその文字の通り突然発症し、緊急に手術を要する場合も多く、病棟は昼夜問わず忙しいのが現状です。超急性期の患者さんや、手術直後の患者さんの観察やケア実施時は緊張感でいっぱいなためか、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
しかし、そんな忙しい日々の中にも患者さんの「麻痺が改善した!」「声が聞けた!」など、回復に喜びを感じる場面も多くあります。看護している側の私たちが、逆に元気をもらえる…そんな瞬間も多々あります。
若い看護師が多く、至らない事もあると思いますが、一人でも多くの患者さんの笑顔をみることが出来るよう、スタッフ一同、笑顔で看護していきたいと日々頑張っています。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や骨折などの急性期治療を終えた患者さんが退院に向けてリハビリを行う病棟です。
この病棟では脳血管疾患治療後の方が多く入院しています。入棟後は、医師を中心にリハビリスタッフ、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師などの多職種でカンファレンスを行い、退院に向けて目標を立ててリハビリを行っています。
病棟では、専従のリハビリスタッフと看護師、介護職員が協力して日々のリハビリと日常生活の援助を行っています。回復期病棟は、急性期の病棟と違って長い期間の入院になる方がほとんどです。
私たち回復期リハビリテーション病棟スタッフは、患者さんが安心してリハビリに専念できるような環境づくりを心掛けています。
脳神経内科病棟
脳神経内科の患者さんが多く入院されている病棟です。
特に脳卒中の発症直後の患者さんを受け入れる病室(脳卒中ケアユニット)があり、入院患者さんも昼夜を問わず多い病棟です。脳卒中の治療看護は日々変化しています。最適な看護が提供できるよう、スタッフも日々学習し、患者さんの状態変化を早期に発見し、適切な治療につなげられるように、取り組んでいます。
病棟スタッフの長所はチームワークが良いこと、短所は業務が忙しくて時々笑顔を忘れてしまうことです。急な病気の発症で、患者さんご家族とも不安なことが多いと思います。そんな不安を軽減でき、梶川病院に入院して良かった、と思って頂けるよう笑顔を忘れず頑張っていきたいと思っています。
外 来
私たち外来看護師は1階フロアーに、外来診察・検査の補助、点滴・注射・採血・救急車対応など多岐にわたり業務を行っています。
外来を受診される患者様の多くは不安を抱えて来院されます。その不安を少しでも解消できるようこれからもスタッフ一丸となり、病院の顔として笑顔で患者様に接する事を心がけて、日々頑張っております。
手術部
当院は脳卒中に特化した病院であり緊急性の高い手術が多いため、昼夜を問わず直ぐに手術が行える体制を整えています。
現在、手術室スタッフはフットワークが軽く、やる気と元気をモットーに定期・緊急手術の対応をしています。手術室看護師は夜間救急外来業務も行っており、日頃から鍛えた的確な判断力と知識を緊急手術の際にも、遺憾なく発揮し頑張っています。
年間手術件数は約250例行っていますが、近年、開頭手術だけではなくコイル塞栓術、ステント留置術などの血管内手術も多く行われるようになってきました。
常に新しい知識を身に付けておく必要もあるので大変な面もありますが、先生方も協力的であり勉強会などの開催を快く行ってもらえるので、スタッフ皆で最新の知識、技術を身につける事ができています。
今後も、手術室のスペシャリストを育成出来るように皆で切磋琢磨して成長を続けていきたいと思います。