CT(造影剤を使わない通常の検査)
脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍の診断に有用です。特にくも膜下出血や脳出血、外傷性出血など出血性病変の診断に力を発揮します。矢印の白くなっている部分が脳出血です。また、CTでは骨を描出することができ、3D立体像で表示することもできます。
CTA(CT Angiography)
ヨード造影剤を使用して血管を描出する検査で、当院では主に頭部血管や頸部血管を観察する為に行っています。他にも大動脈や下肢血管などの撮像を行う事も出来ます。
心臓冠動脈CT
心臓を動かす為の冠動脈と呼ばれる血管を観察する為の検査です。320列CTを導入したことにより、当院でも手術前の心臓の状態を観察する事が出来るようになりました。
Xe-CT
非放射性のXeガスを吸入しながらCT撮影を行うことにより、局所脳血流を測定することができます。